MINAMI KYUSHU NICHIDAN
ABOUT
南九州ニチダンの取組

危機管理体制Crisis management

株式会社南九州ニチダンでは、万が一の災害に備え、各種マニュアル類の整備と日頃からの社員教育を継続的に行っております。
大規模災害の発生や感染症の発生等で食事提供が困難になった際にも、株式会社南九州ニチダン独自のサポート体制により、ご契約先の食事提供を全面的にサポートいたします。

非常食の備蓄

大規模災害発生時には、各種ライフラインの寸断が予想されます。
その際、継続的に食事提供を行う為に、3日分の食材備蓄を推奨しております。

食事以外の備蓄物品

大規模災害における対応事例

熊本地震(平成28年4月)

平成28年4月14日(木)21時26分に前震、4月16日(土)1時25分に本震と熊本地方を震源とする大地震の発生により家屋の倒壊、電気、水道、ガス等のライフラインの寸断、新幹線、高速道路の不通による交通網のマヒを引き起こす被害が発生しました。株式会社南九州ニチダンが受託する、ご契約得意先も多数あり、直ちに熊本震災対策本部を立ち上げ、救援体制を組み、緊急対応と物資搬送を行いました。

14月14日(木)22時30分
  • ・ 現地の被災情報の収集と食事提供準備状況の確認と支援体制準備
  • ・ ご契約得意先の状況確認、社員の安否確認
  • ・ 関係先、関係者の被害は寡少で現地対応で可能となり、甚大被害地の益城地区への飲料物提供のボランティア活動に切り換え対応
24月15日(金)8時00分
  • ・ 被災地ボランティアの内容を決定
  • ・ 大阪うどん(1200食)の無料提供を行うための食材料、備品の準備を始める
  • ・ 対象自治体にボランティア申し込み
  • ・ 4月16日(土)出発予定で準備が整う
34月16日(土)2時00分
  • ・ 本震発生により対策本部再徴集
  • ・ 現地の被災情報、ご契約先得意先の状況、社員の安否確認を行う
  • ・ ご契約得意先9件の被災が甚大で外部調理、搬入計画、非常時用食料、飲料水、ディスポ食器の必要数を手配
44月16日(土)18時00分
  • ・ キッチンカー、冷凍冷蔵車、宿泊車両他数台で調理関係者10名で現地へ出発
54月17日(日)6時00分
  • ・ 現地到着 ㈱南九州ニチダン調理センター(八代市)において被災得意先用食事の調理を行い各得意先へ食事提供
  • ・ キッチンカーを最も被害の大きかった得意先へ派遣し、キッチンカーで温かい食事の提供を行う
64月17日(日)~4月28日(木)
  • ・ 以上の活動を実施
74月24日(日)
  • ・ ボランティア活動(約2000食のおしるこを提供)をキッチンカーで10数ヶ所の避難所へ毎週土、日曜日に6月12日(日)まで行う

東日本地震(平成23年3月)

3月11日14時36分に三陸沖を震源とする大地震並びに津波の発生により東日本で甚大な災害が発生。関東地方もライフラインの寸断、計画停電等により、当社の東京本部、ご契約得意先90ヶ所ののうち半数近くが影響を受ける。
直ちに地震対策本部を設置し、飲料水、非常用食料、タンク、懐中電灯、ランタン、ディスポ食器を大阪本社より全国営業拠点で調達し、被災得意先へ搬入。
大阪でご契約している得意先の東北工場が被害に遭われ、非常用食料、飲料水等を約2000食分当社便で搬入。

阪神・淡路大震災(平成7年1月)

1月17日5時45分淡路島を震源とする大地震の発生により阪神地区で甚大な被害が発生し、直ちに同日7時に震災対策本部を立ち上げ対応に当たった。特に神戸、尼崎地区の被災が甚大であった。

  • ・ 現地被災情報の収集、社員の安否確認、現地食事提供の可否確認
  • ・ 当社、泉北調理センターで1月17日被災得意先の昼食用食事を準備を始める
  • ・ 一般道路の寸断により、物流が機能せず、昼食用が夕食用となるもライフラインが開通するまでの間実施

キッチンカー

災害時緊急で対応できるようキッチンカーを平成28年度より導入致しました。
同年4月に発生した熊本地震にもすぐに駆けつけ、お客様に通常通りの食事提供をすることができました。
その他、各種イベントなどでも活躍中です。
今後は、多方面においての活動も検討しております。